ガイド・AI職務経歴書メーカー

職務経歴書をChatGPTで作るプロンプト例と、事実を作らせないコツ

ChatGPTなどの生成AIは、職務経歴書の下書きづくりの強い味方です。うまく使うコツは、材料(あなたの事実)を渡して、事実を作らせないこと。そのまま使えるプロンプト例をまとめました。

執筆・監修:佐藤 大貴(レジュメラボ編集長) 公開:2026年10月27日

ChatGPTで職務経歴書は作れる?

結論

作れます。生成AIは、箇条書きのメモを読みやすい文章に整えたり、長い文を指定の字数にまとめたりするのが得意です。ポイントは、①先に自分の事実をメモしておく、②「書いていないことは作らない」と指示する、③出てきた文章を事実と照らし合わせる、の3つです。

職務経歴書の中身は、あなたにしか書けません。生成AIの役割は、その中身を、採用担当が読みやすい形に整えることです。この分担を意識すると、AIらしい一般論ではなく、あなたの経験が伝わる職務経歴書になります。

プロンプトの前に:材料をメモする

次のことを、箇条書きでメモしておきます。文章になっていなくてかまいません。

  • 会社ごとの、在籍期間・事業内容・部署・役職
  • 担当した仕事(だれに・何を・どのくらいの量で)
  • 実績(目標と実績、件数、期間の短縮、前後の比較など。わからなければ「約」)
  • 成果を出すために工夫したこと
  • 使えるツール・資格
  • 応募したい求人の「仕事内容」「求める経験」(あれば)

氏名や連絡先、前の職場の社外秘の数字などは、AIに渡す必要はありません。会社名も「A社」のように伏せておき、最後に自分で書き入れると安心です。

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すべてのプロンプトに入れたい共通のルール

どのプロンプトにも、次の一文を入れておくと、事実と違う文章ができるのを防げます。

【ルール】
・下のメモに書いていない数字、会社名、資格、経験は作らないでください。
・数字がないところは「(数字を入れる)」と書いて、空欄のままにしてください。
・「様々な」「積極的に」など、中身の伝わらない言葉は使わないでください。
・敬体(です・ます)で書いてください。

そのまま使えるプロンプト例

1. 職務要約を作る

職務要約は、職務経歴書の冒頭で「何をしてきた人か」を伝える欄です。3〜5行(200字前後)が目安です。

あなたは日本の転職で使う職務経歴書の書き方にくわしい編集者です。
下のメモをもとに、職務経歴書の「職務要約」を200字前後で書いてください。
経験年数、担当した仕事の種類、いちばん伝えたい実績を1つ入れてください。

(ここに【ルール】を貼る)

【メモ】
・2018年4月〜現在:A社(OA機器の販売、従業員約450名)
・中小企業向けの法人営業。新規開拓が中心
・2022年度:新規売上 目標5,000万円/実績6,800万円、営業部60名中1位
・2023年から後輩3名を指導

2. 実績を数字で整理する

実績は、目標・実績・達成率・順位や、前後の比較の形にすると伝わります。メモの書き方がばらばらでも、形をそろえてもらえます。

下のメモを、職務経歴書の【実績】欄の形に整えてください。
1行に1つ、「年度:目標○○/実績○○(達成率○%)」や「○○を△△から□□に短縮」のように、比べられる形にしてください。
達成率など、メモの数字から計算できるものは計算し、計算した値には(計算)と書き添えてください。

(ここに【ルール】を貼る)

【メモ】
(実績をそのまま箇条書きで)

3. 自己PRを作る

自己PRは、強みを2つまでに絞り、それぞれ「強み→具体例→結果」の順に書くと伝わります。

下のメモから、職務経歴書の「自己PR」を書いてください。
強みは2つまでにして、それぞれ「強みの見出し(ひとこと)」「具体的な場面と行動」「結果(数字)」の順に、1つ150〜300字で書いてください。
「コミュニケーション能力」のような広い言葉は使わず、何ができるかがわかる見出しにしてください。

(ここに【ルール】を貼る)

【メモ】
(強みだと思うことと、そのエピソードを箇条書きで)

4. 応募先の求人に合わせて見直す

下の「職務経歴書」と「求人票」を読み比べて、次の3つを書き出してください。
1. 求人票の「求める経験」と合っている点(職務経歴書のどの文が根拠か)
2. 求人票にあって、職務経歴書に書けていない点
3. 1をもとに、職務要約を応募先向けに書き直した案(200字前後)
足りない点は、事実を足さずに、私に確認する質問として書いてください。

(ここに【ルール】を貼る)

【職務経歴書】
(貼り付け)
【求人票】
(貼り付け)

出てきた文章の確かめ方

結論

生成AIの文章は、そのまま提出せず、必ず自分の事実と照らし合わせます。特に数字と固有名詞は1つずつ確かめましょう。

  • メモにない数字・会社名・資格・経験が入っていないか
  • 計算した数字(達成率など)が合っているか
  • 面接で「これはどういうことですか」と聞かれて、説明できるか
  • ふだん使わない言い回しがないか(声に出して読むとわかります)
  • 職務要約・自己PRの長さが、読みやすい字数に収まっているか
  • 西暦と和暦、全角と半角の数字がまざっていないか

専用のツールのほうが楽なとき

生成AIは自由に使える分、「何を書けばいいか」を自分で考えて指示する必要があります。次のような場合は、職務経歴書のための専用ツールを使うほうが早く進みます。

何を書けばいいか、わからないとき

レジュメラボのAI職務経歴書メーカーは、57の職種・状況ごとに、その職種の採用担当が見るポイントにそって質問します。たとえば営業職、一般事務、SE・開発、介護職では、聞かれることがそれぞれ違います。答えていくだけで、必要な材料がそろいます。

お手本を見ながら書きたいとき

各質問で、その職種の記入見本の該当部分を見られます。「どのくらい具体的に書けばいいか」を、見本と比べながら答えられます。

書いたあとに、点検したいとき

実績の数字、あいまいな表現、文章の長さ、担当・実績・工夫のそろい方、職種の視点の5項目で、100点満点のチェックができます。ほかの方法で書いた職務経歴書を貼り付けて、チェックだけ使うこともできます。

提出できる書式で、すぐに出したいとき

レジュメラボのテンプレートと同じ書式(A4)で、Word・PDFに出力できます(無料会員登録が必要です)。表のレイアウトを自分で整える手間がかかりません。

質問に答えるだけで、職種別の下書きを作る

プロンプトを考えなくても、職種ごとの質問に答えると材料がそろい、下書き・チェック・Word/PDF出力まで進められます。

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よくある質問

ChatGPTで職務経歴書を作っても大丈夫ですか?

書く内容があなた自身の事実であれば、生成AIで文章を整えるのは便利で、理にかなった方法です。事実を作らせない指示を入れること、出てきた文章の数字や固有名詞を自分で確かめること、応募先から作り方の指定があればそれに従うことが大切です。

職務経歴書のプロンプトで、いちばん大事なことは何ですか?

「メモに書いていない数字・会社名・資格・経験は作らない」「数字がないところは空欄にする」と指示することです。そのうえで、職務要約・実績・自己PRなど、欄ごとに分けて頼むと、目的に合った文章が出てきます。

生成AIに個人情報を入れても大丈夫ですか?

氏名や連絡先、前の職場の公開されていない数字などは、入れる必要がありません。会社名も「A社」のように伏せておき、できあがった文章に、最後に自分で書き入れると安心です。

ChatGPTとAI職務経歴書メーカーは、どう使い分ければいいですか?

書く内容が決まっていて、文章を整えたいだけなら、生成AIが手軽です。何を書けばいいかから考えたい、職種別の記入見本を見ながら書きたい、書いたあとにチェックしたい、テンプレートと同じ書式でWord・PDFに出したい、という場合は、AI職務経歴書メーカーが便利です。ほかの方法で書いた職務経歴書を貼り付けて、チェックだけ使うこともできます。

職種別に作る

職種・状況を選ぶと、その採用担当が見るポイントにそって質問します。

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監修:レジュメラボ編集部(編集長 佐藤 大貴)最終更新:2026年10月27日